秋の換毛期に選ぶブラシ5本 ダブルコート犬の抜け毛と毛玉のケア
PRこの記事には広告(楽天アフィリエイト)が含まれます。紹介した商品が購入されると、売上の一部が当サイトに支払われることがあります。価格やレビュー数は2026.10.01時点のものです。
9月も終わりに近づくと、床の隅に白い綿のような毛がふわりと溜まり始めます。サモエドのような大型犬なら、掃除した翌朝にはもう毛の塊が転がっている。ポメラニアン系の小型犬でも、抱き上げたあとの服は毛だらけです。表面をなでるだけのブラッシングでは抜けかけたアンダーコートが根元に残り、それがもつれや毛玉のもとになります。
01ブラシ選びで迷うのは4か所
役割で分ける:ほぐす、かき出す、確かめる
ダブルコートの犬は、硬めの上毛(オーバーコート)の下に、綿のように密な下毛(アンダーコート)を持っています。換毛期に大量に抜けるのは主にこの下毛。道具ごとの得意分野はおおよそ次のとおりです。
- スリッカー:もつれをほぐしながら、根元の下毛をかき出す主力
- アンダーコート用の刃付きブラシ:浮いた下毛をまとめて取る。広い面を短時間で
- コーム:取り残しやもつれの確認、仕上げ
- ラバー(グローブ):表面の抜け毛を絡め取る。短毛の犬やブラシに慣れていない犬向き
基本はスリッカーでほぐし、コームで確かめるの2段階。刃付きブラシや吸引式はこの流れを速くする補助、ラバーは慣らしや仕上げ用と考えておくと、買い足す順番を決めやすくなります。
体格でヘッドサイズを決める
ヘッドが小さすぎると、大型犬の広い背中で何往復もすることになり、犬も人も疲れます。逆に大きすぎれば、小型犬の脇や耳の後ろに入りません。目安は下の表のとおり。
| 体格 | ヘッド幅の目安 | ピンの硬さの目安 | 主に使う道具 |
|---|---|---|---|
| 小型犬(ポメラニアン、そのMIXなど) | 5〜7cm前後 | ソフト〜ミディアム | 小さめスリッカー+コーム |
| 中型犬(柴犬、コーギーなど) | 6〜9cm前後 | ミディアム | スリッカー+コーム、刃付きブラシ |
| 大型犬(サモエドなど) | 8cm以上 | ミディアム〜ハード | 大きめスリッカー+コーム、刃付き・吸引式で時短 |
横にスクロールできます
大型犬の家でも、顔まわりや足先用に小さいヘッドを1本持っておくと細かい部分が楽になります。
毛質でピンの硬さと刃の長さを選ぶ
同じ「小型のダブルコート」でも、ポメラニアン×ビションフリーゼのようなMIXは、個体によって毛質がかなり違います。ポメラニアン寄りのまっすぐな毛なら下毛が抜けやすく、スリッカーがよく働く。ビションフリーゼ寄りのカールした毛は、抜け毛が表に出にくいぶん中で絡んで毛玉になりやすいタイプです。カールの強い被毛だと刃付きブラシが毛を傷めることがあるので、スリッカーとコームを中心にしたほうが無難でしょう。
サモエドのように下毛がぎっしり詰まった大型犬では、柔らかすぎるピンだと根元まで届きません。ある程度コシのあるピンを選び、表面ではなく毛の中層から根元へ届かせるイメージで動かします。
犬の性格と、飼い主の手間
ブラシを見ただけで逃げる犬に、いきなり硬いスリッカーを使うと、ブラッシングそのものが嫌な時間として記憶されがちです。1歳前後の若い犬ならなおさら。手触りの柔らかいラバーグローブから始めて、慣れてきたらスリッカーへ移るほうが長続きします。毎日の掃除の手間を減らしたいなら、吸引式も候補に入ってきます。
02皮膚を守る力加減と、もつれやすい3か所
スリッカーのピンは細い金属なので、力を入れると皮膚に赤い引っかき傷を作ることがあります。いわゆるブラシ負け(スリッカー焼け)です。ブラシの先端を皮膚に押し当てないこと。これを最優先にしてください。使う前に自分の手の甲や腕に軽く当て、痛くない力加減を確かめておくと感覚がつかめます。ヘッドは皮膚に対して寝かせ気味にし、手首を返さず腕全体で毛をすくうように動かすと、力が入りすぎません。
もつれやすいのは、耳の後ろ・脇(前足の付け根)・内股の3か所。どこも毛が細く柔らかいうえ、歩いたり首を動かしたりするたびにこすれる場所です。表面がきれいに見えても、コームを通すと根元で引っかかることはよくあります。もつれを見つけたら、毛の根元を指で押さえて皮膚が引っ張られないようにし、毛先から少しずつほぐします。皮膚が薄い部分なので、ここだけは小さいヘッドやコームの細かい目で丁寧に。
1回のブラッシングは10〜15分ほどで区切り、犬が嫌がったら無理に続けないこと。もつれたままシャンプーすると毛玉が締まって硬くなるため、洗う前にコームが根元まで通る状態にしておきます。フェルト状に固まった毛玉、皮膚の赤みやフケ、しきりにかゆがる様子があるときは、自分でハサミを入れず、トリマーや獣医師に相談してください。
03換毛期に使いたい5本
SHOWTECH ユニバーサル デュオピン スリッカー
SHOWTECH ユニバーサル デュオピン スリッカー
犬猫用品専門店 FREE BIRD
楽天市場の価格・レビュー(2026.10.01時点)
短いピンと長いピンが交互に並ぶダブルピンタイプで、ブランド内でもピンの数が多いモデルとされています。長いピンが下毛の奥へ届き、短いピンが浮いた毛を拾う構造です。S・M・Lの3サイズがあり、ブラシ面はSが約52×77mm、Mが約65×106mm、Lが約84×115mm。小型犬ならS、サモエドのような大型犬ならLかMと、体格に合わせて選べます。楽天レビューは評価4.59(71件)。
向いているのは、下毛が多く換毛期にごっそり抜ける犬。メーカーの参考犬種は柴犬やコーギーなどですが、ダブルコート全般の主力にしやすい1本です。ただしピンが密なぶん、毛の中で引っかかりやすい面もあります。もつれの多い犬には力を抜いて少量ずつ。価格は記事作成時点で3300円で、サイズによって変わる場合があります。
Purple7 アンダーコート用 抜け毛取りブラシ
Purple7 アンダーコート用 抜け毛取りブラシ
Purple7
楽天市場の価格・レビュー(2026.10.01時点)
ステンレス製の刃で、浮いた下毛や抜けかけのアンダーコートを取り除くタイプ。刃の長さは短毛用3mm(オレンジ)と長毛用5mm(パープル)の2種類で、本体サイズは共通です。サモエドやポメラニアンのような長めのダブルコートなら5mmが候補。楽天レビューは評価4.51(481件)、記事作成時点の価格は1770円です。
背中や腰まわりなど、広い面の下毛を短時間で減らしたい人に向きます。刃を皮膚に押し当てず、毛の流れに沿ってゆっくり滑らせるのが前提。同じ場所を何度も往復すると上毛まで取りすぎることがあるので、1か所数回でやめ、仕上げはコームで整えます。カールの強い毛や、もつれている部分には使わないほうが安心です。なお、商品ページには注文確定後にメールで金額を確認する旨の記載があります。
Gutto グルーミンググローブ 両手セット
シリコンラバー製の5本指グローブで、なでる動きのまま表面の抜け毛を絡め取ります。両手セットで記事作成時点906円、楽天レビューは評価4.31(782件)。
ブラシを怖がる犬や、慣らしている最中の若い犬にちょうどいい道具です。指先を顔まわりや足の付け根に沿わせやすいのも利点。ただ、サモエドのように毛が長く密な犬では、ラバーが届くのは表面まで。下毛はスリッカーに任せ、グローブは慣らしと仕上げ用と割り切ると使いどころに迷いません。
RYNEXT ステンレス両目コーム
RYNEXT ステンレス両目コーム
RYNEXT+公式 楽天市場店
楽天市場の価格・レビュー(2026.10.01時点)
1本に粗目と細目があるステンレスコームで、ピン先は丸く加工されています。粗目でもつれをほぐし、細目で取り残した抜け毛を拾う使い方。記事作成時点で1000円、楽天レビューは評価4.48(165件)です。
スリッカーで全体を整えたあと、耳の後ろ・脇・内股にコームを通して、根元で引っかからないかを確かめる。この確認役として、どの犬にも1本あると助かります。ビションフリーゼ寄りのカールした毛のMIXなら、毛玉を早めに見つけるのにも役立ちます。コーム単体では広い面の下毛取りに時間がかかるので、スリッカーとの併用が基本です。
Neakasa P1 Pro 吸引式グルーミングセット
Neakasa P1 Pro 吸引式グルーミングセット
Neakasa公式楽天市場店
楽天市場の価格・レビュー(2026.10.01時点)
ブラッシングしながら抜け毛を吸い込む吸引式のセット。先端の丸いメタルピンのブラシのほか、足裏用のアタッチメントも付いています。記事作成時点で14880円と5本の中では高めですが、楽天レビューは評価4.47(963件)で、件数はこの中で最も多い商品です。
大型犬の換毛期に、部屋中に毛が舞うのを抑えたい家庭向き。ブラッシングと掃除が一度に済むのは大きな利点です。気をつけたいのは作動音で、音に敏感な犬は最初に驚くことがあります。電源を入れずに見せる、離れた場所で音だけ聞かせる、と段階を踏んでから体に当てるほうが安心です。
045本の比較表
価格はいずれも記事作成時点の楽天での表示価格です。
| 商品名 | 価格目安 | 楽天レビュー | 向いている犬 |
|---|---|---|---|
| SHOWTECH ユニバーサル デュオピン スリッカー | 3300円 | 4.59(71件) | 下毛の多いダブルコート全般。サイズ違いで小型〜大型に対応 |
| Purple7 アンダーコート用 抜け毛取りブラシ | 1770円 | 4.51(481件) | 広い面の下毛を短時間で減らしたい中〜大型犬 |
| Gutto グルーミンググローブ 両手セット | 906円 | 4.31(782件) | ブラシが苦手な犬、慣らし中の若い犬、短毛の犬 |
| RYNEXT ステンレス両目コーム | 1000円 | 4.48(165件) | すべての犬の仕上げ用。毛玉ができやすいMIXにも |
| Neakasa P1 Pro 吸引式グルーミングセット | 14880円 | 4.47(963件) | 抜け毛の舞い散りを抑えたい大型犬の家庭 |
横にスクロールできます
05よくある質問
換毛期って毎日ブラッシングしたほうがいいの?
抜け毛が多い時期は、1日1回、短時間でも続けるのがおすすめです。まとめて長時間やるより10分程度を毎日のほうが、皮膚への負担が少なく、もつれも大きくなりません。嫌がる日は背中だけ、と範囲を絞ってもかまいません。
大型犬用の大きいブラシ、小型犬にも使える?
使えなくはありませんが、脇や耳の後ろに入りにくく、小さな体には力もかかりやすくなります。小型犬には手のひらに収まるサイズのほうが、細かい部分まで丁寧にとかせます。多頭飼いなら、体格ごとにサイズを分けて用意すると楽です。
刃付きのブラシで毛が薄くならない?
浮いた下毛を取る道具なので、正しく使えば必要な毛まで一気に減ることは考えにくいです。ただ、同じ場所を何度もこすったり押し当てたりすると、上毛まで取れることがあります。1か所数回で切り上げ、皮膚に赤みが出たら使用を控えてください。
06迷ったら最初の2本から
最初に買うなら、SHOWTECHのデュオピン スリッカーを体格に合うサイズで1本。そこにRYNEXTの両目コームを添えれば、ほぐして確かめる流れがそろいます。下毛の量や犬の性格を見ながら、あとから1本ずつ足すほうが無駄がありません。まずは今夜、耳の後ろにコームを1回通して、根元で引っかからないかを確かめるところから始めてください。